2018
10.19

反復の継続

さてさて

昨日は久しぶりに師匠とランチに行ってまいりました。

 

久しぶりに会って色んな話をさせていただきました。

役者って仕事に限らず

仕事の精度を上げるために何をするべきか?

 

僕らの仕事って

結局コネだとかなんだとかって言われることがよくある。

それは

否定しません。

コネもすんごい大事。それって運だと思うから。

 

ただ

現場に出て仕事にならなければ

仕事しなかった方が良かったんじゃないかってぐらい

逆に仕事を減らしてしまうことも無きにしも非ず。

 

なんでもそうだけど

反復することが何より肝心。

一回やったからってそれで形になることってのは

ほぼないと思っていいんじゃないでしょうか。

 

お芝居もそうで

何回も何回もやって行くうちにその人らしさができてくる。

 

ずいぶん前に師匠に、

俺は一日10時間は芝居するよっと言われました。

もちろんその方は映画やらテレビやらでひっきりなしに現場に出てるので

必然的にそうなるってのももちろんある。

が、

だからと言って現場が来るまでやらないんでは意味がない。

 

その人に言われたことは

一つ残らず全部やることにしてる。

ので、

言われたその日から

僕は毎日自分の芝居を自分のマックに取り続けて

確認して気にいるまで何回もやるのね。

これって結局素振りと一緒でね

やってないと今度は逆に不安になってくる。

いろんなシーンをやってたんだけど

昨日話したらおんなじシーンを何度も納得いくまでやれ

それまで他のシーンはやらなくっていい。

と。

 

 

ずっと答えのないことをやってるから

初めの頃は精神的に正直かなりきつかった。

一人で家でパソコンの前でブツブツ言ってるのが

なんだかおかしくって気が乗らなかったり、

果たしてこれをやってそもそも俺はものになるのか?

とかなんとか考えて何から始めていいかわからなかったので

考えるのをやめて言われたことを全部やってりゃ考える暇なんかないか。

という感じでただただひたすらやってる。

 

が、

やり続けてると

今度はそうしないといれなくなってくる。

それぐらいになるまで反復して

やっと習慣になる。

 

習慣になってからがやっと面白さを探す余裕ができてきて

本当に面白くなるのはそれから。

 

苦労だ努力だって言ってるうちはまだまだ。

ただやりたいからやってるって言えるようになったら

チャンスは黙ってても向こうからやってくるもんだよ。

って言われました。

 

国境飛び越えて世界で仕事してる人に言われるとね

もう鵜呑みにしてしまおうと思いました。

黙ってやらせていただきます。

 

役者の仕事をするほとんどの人が

意外とそういう地道な反復をしていない。

恥ずかしながら僕も言われるまでやってなかった。

 

やってみるとね、

自分の足りないところや間違いにたくさん気づかされたりしております。

なので、

今作ってる映画も含め、

撮影が始まる時期はまだはっきりしていない次の作品の撮影が動き出すまで、

他の仕事はオーディションも含め全部断って

髪も切らず髭も剃らず

ただただひたすら向き合って掘り下げることにしてます。

うん。

嫁さんからは清潔感がない

と大顰蹙です。はい。

 

反復の継続がモノづくりには本当に大事なんですね。

ということで創業200年の豊橋の「きく宗」の菜飯田楽定食の写真でもどうぞ。

それでは今日はこの辺で。

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渡貫 太公

1981年3月13日生まれ
アメリカカリフォルニア州出身

1995年 3年B組金八先生でデビュー
2004年 NHK FMシアター「奇跡の星」主演
2006年より渡米、在米中はミュージシャン(Funky Aのボーカリスト)としても活動し、全米のバンドが参加するバンドバトルでファイナリストとなる。

2012年に帰国し日本での俳優活動を再開。

その後、「ウロボロス」、「潜入探偵トカゲ」、「ホワイトラボ」と言ったテレビドラマや、

WOWWOWの連続ドラマW「プラージュ」にもレギュラー出演しており、海外映画などにも精力的に参加、出演。

ハリウッド映画「アウトサイダー」にもヤクザ役で出演している。
現在でもFunky Aのメンバー、ギタリストのKenta Hayashi、ベーシストのU-Kと共に日本で音楽活動も続けている。

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